Boost.勉強会#7で発表してきた

Boost.勉強会#7 progress_display追悼式Introduction to Boost.B-treeという題で発表してきました!
Proposed Boost B-tree Libraryを訳した繋がりで、自分なりにBoost.B-treeの概要と使い方を紹介してきました。
これを見て、普通のコンテナと勘違いしてBtreeを使う人が減り(汗、必要としている人が開発やフィードバックに貢献出来るようになればいいかなと思います。


Boost.勉強会も既に7回目になりましたが、相変わらず盛況で、(多分)80人くらいのC++/Boosterが集まり*1
それぞれの宗派、それぞれの想いで、故 progress_displayさんに祈りを捧げました。 (ー人ー)ナムナム。
主催のid:faith_and_brave さんと参加者の皆さんお疲れ様でした!

概要ピックアップ

統計解析言語Rにおける大規模データ管理のためのBoost.Interprocessの活用 [twitter:@sfchaos]

統計言語として有名なRですが、現代に必要とされるデータ規模に適さない部分があるようで、その部分をC++で補うためのInterprocessについて。
珍しく実用の報告セッションで新鮮でした。Boost単体でも統計とかビジュアライズとか出来るといいですねぇ。
(直接話せませんでした…)

Boost.Intervalで区間演算 [twitter:@pepshiso]

何するのか知らなかったIntervalのお話。精度保証演算というモノに使うそうな。

中3女子でもわかるconstexpr [twitter:@bolero_MURAKAMI]

大都会岡山から縄文中3女子が来日されました!!
constexprの規格内での位置づけと、自作変態constexprライブラリを解説していました。

まとめ

  • id:redboltz さんに挨拶出来ました。最初怖そうなお兄さんが近づいてくるので逃げ出そうと思いましたが、逃げなくて正解だった(^^)b
  • id:boleros さんにも直接話を聞くことが出来ました。constexprパーサが非常に興味深かったわけですが、まさかPEGと知らずに実装しているとは…。恐るべし中3女子…。次はconstexpr化されたBoost.Protoが目標なようです。
反省

Boost.勉強会#5 名古屋の時にはOpenOfficeを使って資料を作りました。これは他の人にまともに閲覧できるフォーマットに変換出来ず、slideshareにもまともに扱えないという酷い状態だったので、今回はGoogle.Documentsを使って資料を作成しました。

資料の配布はうまく行きましたが、Firefoxは全画面に出来ないし、
発表中にTweenの通知がヒドイことになりました…。

彼らは次に会った時にmemcpyしてやるとして、(意味不明)
次に発表の機会があれば別の方法を試そうと思います。

*1:ちょっと今回はキャンセル多かった?