pfSenseをインストールしてみた

市販のブロードバンドルータ()はもうどうしようも無いので, いい加減自作しようとしています.
そこでpfSenseというOSをベアボーンにインストールしてみました.


pfSenseというのはFreeBSDの派生ディストリビューションの一つです.
このOSはルーティングなどのネットワーク管理に特化しており, 専用のWebUIからかなり詳細な操作, 設定が可能です.
フツーにFreeBSDを設定しても良いんですが, こっちの方が面白そうですし. :)

インストール

http://www.pfsense.org/index.php?option=com_content&task=view&id=43&Itemid=44
ここからRELENG2.0-amd64のイメージを持ってきました.
近そうなミラーが見あたらないので, とりあえずアメリカのサーバを選びましたが…すごく…遠いです.


で, 単にイメージ焼いたCDから起動したら本家FreeBSDより簡単にインストールできました.
ほとんどパーティーションくらいしか設定項目がないですが, いきなりVLANの設定だけは聞いてきます. 落ち着けと言いたい.


インストールすると勝手にWebUIが立ち上がっているハズなので, ブラウザから80番ポートにアクセスします.
こんな感じ.

この質素で機能的な感じが カコ(・∀・)イイ!! ですね


ここからユーザの追加やログ, パッケージ, VPN, Firewall/NAT, プロキシ などなどの管理が行えます.
もちろん普通のシェル環境も提供されていますし, sshdもデフォルトで提供されます*1

コマンド

どうしても細かいコトがしたくなったら [Diagnostics]>[Command Prompt] からコマンドを使用することも出来ます.
試しに uname -mrs と入れてみると,

FreeBSD 8.1-RELEASE-p4 amd64

と出ました. はい. FreeBSDですね.


とりあえずここまで.
これから,まずは普段のネットワーク環境を移行して行こうと思います.

*1:sshdを立ち上げるために最初の一度はコンソールで Enable Secure Shellを選択する必要がある