Boost.勉強会 #17 東京に参加

先日(2015/05/30)行われたBoost.勉強会 #17 東京に久々に参加してきました。
IIJ新社屋がめっちゃ綺麗でビビりつつ滑り込みセーフ(アウト)で会場着。


セッション資料は以下にまとまってます。
Boost.勉強会 #17 東京 タイムテーブル


C++は適用ドメインがまったく絞られないので、数値計算(?)からブラウザゲームまで相変わらずバリエーションに富んだ発表内容でした。

印象的だったセッションについて

まず id:redboltz さん の「MessagePackとAPIバージョニング」を聴いてinline namespaceの存在を思い出しました(^^;;
これを知った時はデバッグ版とリリース版を切り替えるというユースケースで紹介されていた気がしますが、バージョニングにも使えそうですね。
ただ名前探索についてかなり詳細に理解している必要がありそうなので、もうすこし設計指針がこなれて来ればいいなぁ…という気がします。


他には [twitter:@Reputeless] さんのSiv3Dの発表が見てて楽しかったですね。
processingより型がかなりまともそうなので、次に可視化したいものがあったらSiv3Dを使うのも良さそうです。
あとウィジェットが標準装備なのもかなりポイント高いと思います。


最後に、kou_yeung, paosidufygthrj*1 さんの「C++11やEmscriptenと付き合って1年間の振り返り」。
つまり、emscriptenマジヤバイ。
何度か説明聞いて理屈は分かるんだけど、でも何言ってるのか意味分からない。

その他

個人的な目的でもあったのでDirectShowとMF(MediaFoundation)の話を[twitter:@yohhoy]さんに聴く。
薄々気付いてはいたものの、教えてもらったことをまとめると、DirectShow is 闇。だれか教えてください。


あと[twitter:@egtra]さんにCOMの勉強方法について教えてもらおうとするも、特に良い資料は無いらしい。つらい。
ATL/COMの本(多分コレ)はとりあえず持っておけとのこと。



最後に、じゃんけん大会で勝って、ポケットに入らないと評判のC++ポケットリファレンス第2版(C++14対応)を頂きました!! →
貰ってから知ったんですが本当に出来立てらしく、レビュー書かないといけない流れ(^^;;
個人的にもC++14にはキャッチアップ出来てないことですし、読んでレビュー書くつもりです。

*1:どういう読みなんだろう